それぞれの花をそれぞれの形で
2024.06.24
「愛に溢れた時間をありがとう」
と
思わず口をついて出たトーンで
新郎お父様が謝辞で語られていて
あぁ、なんて素敵なのだろう
と思ったある披露宴のフィナーレ
とても印象的な響きでした
言葉って
練りに練って届けることもあれば
思わず出てしまう言葉もある
練りに練っていても 気持ちがしっかり乗れば
それは「思わず口から出てしまった」ほどの情感を持って
受け手に届くだろう
打合せで撒いたタネが
準備期間に育ってゆき
披露宴で大輪の華を咲かせる
色んな姿 色んな香り カラフルなそれぞれの花を
私たちは大切に手に取り ふたりへ 家族へ ゲストへ渡す
そしておうちに帰ってからも
きっとその花々は 惜しみない余韻を放っているはずだと思うのです